かたり商法に注意

かたり商法とは詐欺の一種で、「公務員の職員や消防署や水道局の職員を名乗って行う詐欺」を指します。
例えば「市の職員の者ですが、少しお話をよろしいでしょうか」と言われると、「何だろう」と話を聞いてしまう人は多いです。
詐欺をはたらく人はこのように人と会うきっかけを作り、そこから巧みな話術で商品を購入させたり、お金を支払わせたりするのです。

かたり商法は、判断力や理解力が低下しやすい高齢者を狙って行われることが多いです。
そのため十分に気をつける必要があります。

かたり商法の特徴

かたり商法の特徴として、「信頼できそうな立場の人を名乗ること」が挙げられます。
警察官や市役所の職員と名乗られると、多くの人はすぐに応じてしまいやすいです。

こうした人がお金の入金を促したり、商品を販売したりすることはありません。
しかし多くの人はこのことを知らないため、警察を名乗る人に「息子さんが事故に遭われて、今すぐお金が必要だそうです」のように言われると、その話を無条件に信じてしまうのです。

また、かたり商法をする人は「家に入れてほしい」と言うことが多いです。
相手の自宅に上り込むことで、強引に話を進めたり、ずっと帰らずに話をし続けたりするのです。
このようにされた人は我慢できなくなり、お金を払ってしまうことがあります。

さらに、商品を販売される場合は「防災用品」が多いです。
「消防署から来たのですが、消化器はありますか?最近は火災がたくさん発生しているので、もしなければ今すぐ購入してください」のような話をされると、「確かに消化器はあるほうが良い」と考えて、購入する人が多いです。
しかし一般価格よりも高額な消化器を購入させて、しかもその商品が粗悪なことがよくあります。

かたり商法を避けるためにはどうするべきか

かたり商法を避けるための対策として、まずは「身元を確認する」ということが有効です。
警察署や消防署から来たと語るなら、その証明になるものを提示できるはずです。
まずは「どこの警察署から来たのですか?」のように確認してみると良いです。
ここで相手がすぐに答えられない場合、帰ってもらうべきです。

また、相手が「◯◯署から来ました」のように答える場合、その施設へ確認すると良いです。
本当にその人が在籍しているのであれば、「こちらの職員です」のように答えてくれるはずです。
信頼できそうな機関から来ている人であっても、必ず確認をするようにしましょう。

さらに、まずはインターホン越しに会話することも大切です。
ドアを開けて玄関へ招いてしまうと、なかなか帰ってもらえないことがあります。
そのためまずはインターホンで本当に信頼できる人なのかを判断してから、招くようにしましょう。