通販をよく利用する人は注意

代引き詐欺とは宅配業者を装い配達に訪れた詐欺師が注文もしていない品物を渡して商品代金をだまし取るという方法です。
普段から通信販売を利用しており、代引きでの支払いをしている人の場合「おかしいな?」とちょっと思うもののつい言われるままに支払いをしてしまうということがよくあります。

届けられる品物の品目も「グルコサミン」などいかにもよくありそうなものを使用しているため、もしかして頼んだのを忘れてたのかな?というような勘違いをしてしまったりもします。

ですが実際にそうして届けられる品物は全く価値の無いゴミ同然のものであり、代金を支払ってから家の中で荷物を開いてみてそこで騙されたということにようやく気が付きます。

あとから返品もしくは返金をお願いしようとしても、宅配をしてきた業社そのものが存在していなかったり、あたかも既存の宅配会社を装った偽物であったりするため、連絡をしようにもそこで切れてしまい追跡をしていくことは不可能です。

被害を防ぐ手段は単に荷物が届けられてきたときに代金を支払わなければよいだけなのですが、自宅にいるときに「代引きです」という連絡を受けるとすぐに断りづらくなんとなく言われるままに支払いをしてしまったりするものです。

被害者になりやすいのはこんな人

代引詐欺の被害者になりやすいのは、主に自宅にいることが多い専業主婦です。
普段から通信販売をよく利用していたり、他に家族が何人かいてそれぞれがよく買い物をしているような場合にはさらによくターゲットになります。

自分自身が注文した覚えがなくても、家族の誰かが自分の知らないうちに注文をしていてそのことを自分に告げ忘れていたのかもしれないというふうに考えると、つい先に建て替えておいて受け取っておこうというふうに思ったりします。

普段から家族と細かくコミュニケーションをとっている家庭でも、ついうっかりということもあるのでついついひっかかってしまうというのがこの詐欺の巧妙なところです。

巧妙さを増す代引詐欺

代引詐欺はかなり爆発的に増えていったことで、次々に巧妙な手段が登場してきました。

まず代引き詐欺と似たものとして「送りつけ詐欺」というものがあります。
これは配送業者は正規のところであり詐欺をするという気は全くないのですが、問題は注文をした覚えがないものを勝手に送りつけてくるということです。

配送業者が架空のところである場合には、聞きなれない業社が自宅に突然訪れられるとなんとなく胡散臭いと察知できますが、ふだんからいつも利用している配送業社の人が来たというときには「知らない」「いらない」とは言いづらくなります。

ですが支払いをしてしまってからそんな注文はしたことがなかったということがわかるも、相手業社とは連絡がとれずそのまま泣き寝入りになってしまったりします。

送りつけをするときには荷物に添付される送り状に送り主の住所指名がありますが、これは架空であっても届いてしまいます。
送り状の主と代引きされた金銭の支払い先が別になっていたときには、宅配業者に依頼をしてもその業社の情報を教えてもらうことはできないのです。

一度支払ってしまった金額を取り戻すためには、最寄りの裁判所に代金の仮差押の申請手続きをするなどかなりの手間がかかります。
代引きで支払いをするときにはしっかりと考え、怪しいと思ったら「今現金がないから」というような理由で一度時間をおき確認をしてから受け取るようにしましょう。