セキュリティ対策の裏をかく詐欺

Android搭載のスマートフォンを使用しているという人も多いかと思いますが、そこで気になるのがセキュリティ対策です。
パソコンではウイルスや侵入対策として対策ソフトを入れている人も、携帯電話やスマートフォンではそれほど配慮をしていないということもよくあります。

しかしここ最近になって急にスマートフォンの危険性が広く言われるようになってきたこともあり、何らかのセキュリティ対策を独自に行うようにしている人も増えてきました。

そうした危機意識を持つこと自体はとてもよいことなのですが、問題はその意識につけ込む詐欺も存在しているということです。

今急増しているAndroid詐欺アプリとは、そうしたセキュリティ意識のある人の意識につけこみ、実際には何の効果もないアプリをさもとても効果のあるもののように見せかけて売りつけるというものです。

Google Playにあるアプリも注意

Android詐欺アプリが急に有名になったのは、米国でのGoogle Playにおいて「Virus Shield」というウイルス対策アプリがランキング1位になったということです。

ですがこの「Virus Shield」はスマートフォンのウイルス対策のためのアプリのように装ってはいるものの、実際には全く何の効果もないものでした。

「Virus Shield」をインストールすると画面上にはいかにもスマホ内をスキャンしてウイルスチェックをしているかのような画面が表れますが、これは単にアニメーションが流れているだけで実際には何のチェックもしていません。

この「Virus Shield」はインストールをするために有料で振込をしなくてはいけないようになっているため、「無料よりもよいアプリなんだろう」「ランキングが高いから効果があるんだろう」というような錯覚をしてしまいそれがますます被害の拡大のもとになっていってしまいます。

「Virus Shield」の他にも類似の詐欺セキュリティアプリはたくさんあり、似たような手口を行う模倣犯も増加しています。
この詐欺アプリの巧妙なところは、素人目どころかIT系のプロにもそのアプリが本当に効果があるかをすぐに判断することが難しいという点です。

より悪質化するアプリ詐欺

「Virus Shield」はセキュリティ対策を装う詐欺アプリでしたが、最近では詐欺の手口も巧妙化してきておりさまざまな被害が出てきています。

アプリの中には一見とても役立つ機能があるかのように見せかけておいて実はそのスマホに入っている情報を盗み出して勝手に送信をするようにしていたりするものがあります。

それまでは詐欺アプリというとGoogle Playを通さないで直接ダウンロードをしたりするようなわかりやすいものでしたが、最近では上記の詐欺アプリのように一見本当に役立つもののように見せかけるという方法がとられるようになってきています。

完全にそれが安全なアプリであるかという判断は難しいところですが、むやみにインストールすることは避けできれば信頼できるセキュリティソフトをしっかりと入れておくようにしましょう。