悪徳街コン

街コンにもいる悪徳業者

2012年頃より急速に広まった街コンですが、そんな人気ぶりに目を付けて多くの業者が参入しました。
ビジネスチャンスだと感じ、同時に地域の活性化もできると考えてきちんと活動している業者もいますが、悪徳業者も存在しています。
都市部に比べると地方では出会いの場がない人も多く、街コンに期待を持っているという人も少なくありません。
そんな街コンで悪徳業者に引っかかってしまわないよう、その特徴などについてきちんと知っておくことが大切です。

悪徳業者が主催する街コンの特徴

街コンでは飲食店で食べ歩きができるという魅力がありますが、食べ歩きができる店舗数が増えるほど、運営が飲食店に支払う金額も増えていきます。
このため、悪徳業者は店舗数を極力抑えようとします。
もはや街コンとは呼べないような、1店舗だけというケースも中にはあります。
主催側が1店舗しかない、とはなかなか言いませんが、確認しようと問い合わせた時にはっきりと店舗数を言わなかったり、複数の予定だが1店舗になることもあるなどと言ったりする場合は、要注意と考えて良いでしょう。

街コンを開催するために必要な資格は特にありません。
ですから、極端な話をするとノウハウのない素人が自分1人だけで行うことも不可能ではありません。
問い合わせ先とされているのが固定電話ではなかったり、何度電話をしてもつながらなかったりというような場合には、運営体制に何か問題がある可能性が高いです。
もし電話に出てもらえたら、現状で参加予定なのは何人くらいなのか確認することです。
これは真剣に出会いを求めている参加者にはとても重要な部分でもあり、ここを答えてくれない業者は不誠実である場合があるので参加を控えるべきかもしれません。
きちんとした街コンに参加したいのであれば、電話をしてみるのも1つの方法です。
悪徳業者は電話を嫌がることが多いからです。

また、女性の参加費があまりに安すぎたり無料であったりという場合も、気をつけたほうが良いでしょう。
街コンでは基本的に、男性の参加費より女性の参加費が安く設定されていることが多いですが、極端すぎるのは怪しいと言えます。
相場としては、男性で6000円から7000円、女性で3000円から5000円です。
特に女性が無料の街コンなどは、運営が依頼して参加してもらっているサクラや食事だけが目当てという女性もいるため、出会いを求めて参加している人にとっては良い街コンとは言えません。

街コンでの悪徳業者は、お金儲けさえできれば良いという考えのところが多いため、真剣に出会いを求めて街コンに参加するのであれば、しっかり見極めるためにある程度の手間をかけた方が良いと言えるかもしれません。

在宅ワーク詐欺

在宅ワーク詐欺とは?

最近では在宅ワーク詐欺と呼ばれますが、以前から内職詐欺と呼ばれていたものとほぼ同じです。
在宅ワーク、内職もインターネットに関係したものが増えていて、SOHOとも呼ばれています。
在宅ワーク詐欺は、自宅でできる仕事を探している人に仕事を紹介するのですが、その仕事をするためには道具が必要である、仕事のやり方を説明した教材が必要であるなどと言って金銭を騙し取るのが特徴です。

実際の在宅ワーク詐欺の例

実際にあった在宅ワーク詐欺では、既に在宅でデータ入力の仕事をしていた主婦の方の自宅に突然かかってきた、在宅ワークの誘いの電話が発端となりました。
在宅ワーク詐欺があることを知っていたため、この方は最初断ろうとしました。
しかし相手は、勉強して試験に合格すれば仕事がもらえるなどと話を続けました。
ハローページに自宅の電話番号の掲載をしていなかったため、不審に思って尋ねても役所の名簿を利用している、と堂々とした対応をされてしまいます。
そして、本当に仕事があるということを一筆書いてもらえるかと確認したところ、あっさりOKされたことから信じてしまいます。
実際に手紙は送られてきますが、頑張ってくださいなどと大して内容のないものでした。

そして、この方は専業主婦になる前はOLとして自分で稼いだお金で何でも買えていましたが、主婦となってからは夫の稼いできたお金の中から使っていることから、業者の話の中の「自分で稼いだお金ができる」という言葉に騙されてしまいます。
生活費は夫が十分に稼いできてくれていましたし、お小遣いが欲しかったのでもありません。
ただ、自分が稼いだお金で夫や子どもにプレゼントを買ってあげたい、という気持ちがあっただけでした。
そんな気持ちから、手紙が送られてきた後すぐに総額で60万円程度、月額で1万3000円ほどになる4年ローンを組んで、この業者と契約してしまいます。

そして送られてきたのはホームページの作成講座のCD-ROMと解説書でした。
内容を見てみると、本当に60万円もするとは思えないような、当時はパソコンに関しても初心者だったこの方でも、全て目を通しても仕事がもらえるとは思えないような内容でした。
仕方なく近所の書店で、もっときちんとした書籍を1500円ほどで購入し、試験に向けて勉強を続けます。
そして試験の課題を提出しても、持ってもいないホームページ作成ソフトを利用したと思われるという理由で不合格になり、何度受けても合格できません。
そこで、インターネットで情報収集してみると、同じ業者に騙されたという人の投稿がたくさん見つかり、詐欺だったと気付いたのです。

最終的に、支払ったお金は消費者センターに相談し、必死で努力して何とか戻ってきましたが、在宅ワークは登録してもらえるものではなく、自分で努力して探すものだということを忘れないようにしなければなりません。

出会い系業者

出会い系の悪徳業者の特徴

出会い系はインターネットのサイトが多いですが、2012年時点でその数は1万を超えています。
そのうち、きちんとした出会い系サイトと言えるサイトは100サイト未満しかありません。
つまり、99%もの出会い系サイトが悪徳業者によるサイトで、まともな出会い系サイトはたったの1%に過ぎないということなのです。
悪徳業者によるサイトでは、サクラしかいなかったり、ポイントが高額でそのポイントがなければ何もできなかったり、登録してある住所やメールアドレスなどに架空請求を送りつけてくるなど、ただ迷惑なものから実際に被害が出てしまう詐欺行為まで行われています。

悪徳出会い系サイトの主な手口とは

悪徳出会い系サイトで多いのは、サイト内に掲載している広告によって運営されているから完全無料である、としているところです。
こういったサイトにはバイトとして雇われたサクラが多く、有料のサイトへ誘導しようとしてきます。
有料サイトは、大体がそのサイトの系列会社が運営していて、サクラバイトの給料は固定給にプラスしてユーザーが購入してポイントの何割かが支払われるシステムなので、有料サイトに誘導してポイントを使わせようとしてくるわけです。
このバイトは女性を装った男性であることが多いのですが、キャラごとに受け答えを変えたり写真を用意していたりと、サクラに詳しい人でも騙されてしまうことがあるほどです。

また、逆援助交際を持ちかけてくるようなメールを送ってくるところもあります。
これは、社長夫人のようなお金持ちの妻や本人が会社の社長であるなどのキャラ設定をし、高額のお金を支払うので付き合ってくれないかとメールしてくるのです。
この手口でも引っかかってしまう人は結構いて、自分が住んでいる地域で高額な逆援助交際を希望している女性がいる、として申し込むためのURLが送られてきます。
これをクリックすると、申込者が多数いるので秘密保持のための登録料を指定した日までに振り込まないと、権利が他の人に移ってしまうとして焦らせてくるのです。

そして、自分の個人情報が漏れてしまうケースでは、スパムメールが送られてきて、鬱陶しいと感じてメール配信を止めたいという人の心理を利用しています。
この手口では、メールの配信を停止したいならばURLなどをクリックするように書かれていたり、件名をメール停止などとして返信するようにと書いてあるのですが、これを実行することでメールアドレスなどの情報が相手に知られてしまい、更に他のスパムメールに登録されたり、名簿業者や他の転売業者にメールアドレスなどを売られたりします。
そうすると、今度は知られてしまったメールアドレスに架空請求などが届くようになるのです。

出会い系では、まともなサイトの中にもサクラや詐欺、悪徳業者が紛れ込んでいることもあるので、簡単に信じ込んでしまわなうように気をつけましょう。

番組詐欺

番組詐欺とは?

番組詐欺というのは、主にテレビ番組の名前を使って行われる詐欺のことです。
この詐欺では、詐欺グループなどが有名番組やテレビ局の関係者を装い、取材させて欲しいと言って接触してきます。
その上で、何らかの理由をつけて金品を要求してくるのです。
テレビ局だけでなく、番組の制作をしている会社であるなどと言って、取材依頼をしてくることも多いです。
住友などの財閥の名前を入れた会社名を言ってくることが多く、年配の方が特に信じやすいのが特徴です。
年配の方は、インターネットでの情報収集や確認がなかなかできないため、こういった詐欺の被害が出ているという情報が伝わりにくかったり、実際にはない会社であっても有名な大企業の名前がついていると信じてしまったりしがちです。
中には、詐欺の被害に遭った人を狙い、損害が取り戻せると言ってくることもあります。

基本的に、テレビ局から取材の依頼があったとしても金品を要求されたり、預ける必要性があったりということはないので、このような話をされたら疑った方が良いでしょう。
怪しいと思ったら、テレビ局に直接問い合わせをして確認するのも、騙されないためには大事です。

この他にも、特定のテレビ局の番組を見るだけでお金が稼げるなどとして、情報購入料や登録料を請求するという手口もあります。
こちらはインターネット上での場合が多く、インターネットをよく利用しているという人は注意しましょう。

実際にあった番組詐欺の例

2014年に実際にあった番組詐欺では、「ミヤネ屋」で悪徳業者の実態について特集し、詐欺被害者に対して取材をしたいと言って接触しただけでなく、この番組の司会である宮根誠司さんが取材をするので会えるなどと言って番組制作会社を騙って電話がかかってきたそうです。
このケースでは、実際に名刺やパンフレットなどを被害者に送付し、実際にはない会社であるにもかかわらず本当にある会社だと信じさせるために、かなりの手間をかけています。
その上で、詐欺によって騙し取られたお金が取り戻せる制度があるので紹介する、として仲介する人物の会社の社債購入のために名前を借りたい、1000万円予約して欲しいと持ちかけてきました。
これを不審に思った被害者が警察に相談したことから、この会社には実態がないだけでなく宮根誠司さんが取材をするという話も実際にはなかったことが分かりました。

このような手口は他にも増えており、最近ではフジテレビの報道番組を騙った詐欺が起こったり、有名な女性アナウンサーの名前を利用して接触してきたりといったケースもあります。
特に狙われやすいのは1度でも詐欺の被害に遭ったことがある人です。
これは、1度騙されたことのある人は騙されやすい人であるとして認識される上、その個人情報がリストに記載されて出回るからです。
騙されることのないよう、十分に気をつける必要があります。

手抜き工事をする塗装業者

外壁塗装の悪徳業者の特徴とは?

自分の住んでいる家やマンション、アパートなどの集合住宅の外壁が傷んでいたり、汚れていたりという場合に外壁を塗り直す、と言ってやってくるのが塗装業者です。
外壁の塗装に問題があると、建物まで傷んでしまうということもあるため、商売だけでなく親切心もある業者も中には勿論いますが、反対に悪徳業者もいます。

外壁塗装における悪徳業者の特徴はいくつかあり、まず何の連絡もなしに突然訪ねてくるというものがあります。
営業マンがいきなりやってきて、外壁塗装をしますと言ってくる場合は少し警戒した方が良いかもしれません。
また、予算を超えていると伝えると何十万も値引きしたり、極端な額の値引きをしたりという業者も怪しいです。

この他、営業所は市内にあるけれども会社はよそにあるなど言う業者の場合、車のナンバーを見ることで本当かどうか確認できることがあります。
最近は、チラシやインターネットを見てこちらから申し込んだ場合でも、悪徳業者にあたることがあります。
このような業者は、住所だけ記載があって電話番号がないことがあります。
住所をネットで検索してみることで、その場所に本当に会社があるのかある程度確認することができます。
足場の代金を無料にしているところも、注意した方が良いでしょう。
外壁の塗装をするには、必ず足場が必要となりますが、この代金が無料ということは職人に使う経費が削られていて、手抜きにつながりやすいのです。
更に、営業マンは原則として塗装を行わないので、もし職人と一緒に作業をしている場合は気をつけるようにしましょう。

できれば、作業を行っているところをしっかり見ていると、手抜きをされても気づきやすいです。

業界用語を知って手抜きを見抜く

職人は業界用語で会話することがありますが、その業界用語を知っていれば、もし手抜きに関連するようなことを話している時にも気づきやすくなります。
「しゃぶい」や「しゃぶくする」という言葉は、塗料を規定より薄めている時などに使われます。
経費を削るために行うこともあり、気をつけて聞いているようにしましょう。

「ピン」や「リャンコ」という言葉にも要注意です。
外壁の塗り替えをした時に、塗り重ねた回数によって、ツヤ、品質や耐久性などが大きく変わってきます。
見積もり、契約の際に確認しておく必要もありますが、基本的には外壁塗装では下塗りをして中塗りをし、最後に上塗りをするという3回の塗りを行います。
悪徳業者が手抜きをする時、経費を削って利益を大きくしようとする時など、この塗りの回数を減らしてしまうことがあります。
中塗りの1回だけで終わらせてしまうことがあるので、かなり品質が下がってしまいます。
職人がピンで、などと言っている時には気をつけましょう。

事前にトラブルを防ぐには、契約の時にあらゆることをしっかり確認し、少しの疑問でもそのままにしないようにすることです。

メルマガ作成の内職詐欺

副職の勧誘に注意

仕事を募集するかのように装い、実際には応募者からお金を多く巻き上げようとする詐欺の手口は昔からありました。
それがより現代的になって巧妙さや悪質さを増したのが「メルマガ作成の内職詐欺」です。

「メルマガ作成の内職詐欺」の一般的な方法としては、まずさまざまな方法で仕事を募集しそこに応募してきた人にまずは簡単な文章作成の仕事を任せます。
募集の段階では通常のアルバイトなどに比べてかなり高額の時給や報酬額を提示してあり、最初の数回分はその通りの報酬金額をもらえるということもよくあります。

ですがそれは最初の数回のみで、しばらくすると約束をした金額が支払われないようになったり、仕事の内容に難癖をつけられ非常に安い金額になったり、場合によっては全く報酬が支払われなくなったりします。

そこで普通は契約者は仕事の解約を申し出るものですが、それを待ち構えていたかのようにあたかも別の仕事に誘導するかのようなことを言って来られたりします。
または「解約をすると違約金が発生する」として非常に高い金額を支払うように言われたりします。

別の仕事へ誘導する場合にも、その仕事をするためには研修を受ける必要がある、特定の資格をとらなくてはいけない、特定のアプリケーションを必要とするので自腹で購入をしなくてはいけない、といった理由で支払いを求められたりします。

特徴としては、次から次へと応募者側が言ってくるだろうことを予想しているので、逃げ道を塞ぐように支払いを求めたり次のステップを案内したりするということです。

こんな人がよく被害にあっています

メルマガ作成詐欺でよく被害者となっているのは、専業主婦や失職をしたばかりの人、副職をしてでも収入を増やそうと思っている在宅時間の長い人です。

またネットを利用する時間が長く、ネット上の情報を必ずしも正しいものというふうに自然に思い込んでしまっているタイプの人もよくひっかかってしまっているようです。

ネットをしているとよく広告で「誰にでもできます」「在宅で月○○万円の副収入」といったような、さも簡単に稼ぐことができる仕事であるかのような文言を見かけたりします。
Web上で仕事をしてくれる人を探すという方法は今ではかなり当たり前になってはいるものの、その全てが善意で行っているというわけではありません。

その仕事募集が本当にきちんとした内容のものかどうかの判断をするためにも、安易な甘い話には乗らず話の内容に怪しいところはないかしっかりと考えながら仕事をしていくことが大切になります。

怪しい業社の見分け方

仕事を募集している企業が詐欺目的であるかどうかを見分けるための最も大きな判断材料となるのは、仕事を募集している側から応募者に対してどのような形であれ金銭の支払いを求められるかどうかです。

ネット上での仕事に限りませんが、一見仕事を募集する体で研修費や設備費という名目でお金を巻き上げようとする手口は昔からよく行われています。

最初は数千円~数万円の少額であっても、一度支払いをしてしまうとカモ認定されてしまい、次々と支払いを求められたりします。
支払った側も、最初に支払いをしてしまった手前それまでの金額惜しさに次の支払いに応じてしまうということもよくあります。

見分け方のもう一つのコツは、その仕事が本当に「誰にでもできること」かどうかです。
普通に考えて全く未経験の人間が誰にでもできる仕事をして高収入を得られるということはありません。

ネット上で仕事を探すときは普段以上に細心の注意を払い、怪しいと思ったらすぐに最寄りの消費者センターなどに相談するようにしましょう。