マルチ商法にハマってる本人には自覚がない

自分自身ならいざしらず、身近な存在である人がマルチ商法にはまっていることがわかったときにはかなりショックを受けてしまいますね。

マルチ商法は年々手口が巧妙化してきているので、入会をするときにはそれと気づかずにはじめてしまい、そこから泥沼にはまっていくようにズルズルと続けていってしまうこともよくあります。

身近な人がマルチ商法にひっかかってしまったときに一番大変なのが、それを行なっている本人は自分が間違っているとは少しも思わずに行動していることがほとんどであるということです。

マルチ商法の勧誘をする人というのはかなり話術が巧みな人たちなので、中にはあらかじめ「家族など他の人に話してもこのようなことはきっと理解できない」「説得をされるに決まっているけれどもそこで諦めては成功などしない」といったような先回りした意識の植え付けを行なっていることさえあります。

また、マルチ商法にはまった身内のことを恥じるあまり、問題をできるだけ表面化させないように金銭面での肩代わりをしたり、本人のプライドを傷つけないようになんとなく協力をしてあげたりするような人もいます。

しかしマルチ商法にはまりすぎるあまり家庭や友人関係にヒビが入ってしまい、気づけば本人は孤立し財産もほぼゼロになるまで失わされてしまうということもあるので、できるだけ初期の段階で対応をしていくことが大切になります。

 

ノルマ達成のためにどんどんハマっていく

よくあるパターンが、まずは健康食品や健康印象の購入から始まるというケースです。

「体によいから」ということで知合いから購入を勧められ、ケースで購入することが最初のきっかけです。

家族も本人がお小遣いの範囲で取る分にはいいかと思いしばらくは放置をしていることがほとんどですが、気づくと家に届く食品の量が増え、友人や近所の人を集めて販売会のようなことを始めたりします。

商品販売にはノルマがあるので、とにかく知合いすべてに声をかけまくり本人の希望をしっかり確かめないままに商品を購入しては配ったりするようなことになります。

知合いが購入を断った場合には自宅にそのぶんの在庫が積み上がっていくことになるので、破綻寸前までお金を使って購入するようなことが起こります。

 

マルチ商法にはまってしまった人をすぐに辞めさせる方法というのはなかなかありません。

強硬な手段を取るほど反発してマルチ商法企業の方に肩入れをすることもよくあります。

そんな場合はまずは使えるお金を制限し、周囲に事情を説明してあまり相手にしないように外堀を固めて頭が冷えてくれるのを見守るのが一番の方法となります。