畳を売りつける悪徳商法

許せない悪徳業者ですが、最近また新しい手口の高齢者を狙った詐欺方法が出てきたようです。
今ではすっかり洋風住宅が一般的になりましたが、地方の高齢者世帯ではかなり築年数の古い日本住宅の家もたくさんあります。
そんな住宅を狙って行われるのが、畳を売りつけるという詐欺方法です。
畳業者は普通地域密着の小さな畳店などが製造や卸をしてきたものですが、今では畳の需要が落ち込んだことで街中に畳店を見かけることがほとんどなくなってしまいました。
畳詐欺はそんな見かけなさを利用したもので、畳を激安で販売するというチラシを古い日本住宅の家にポスティングなどし、高齢者しかいないことを確認しては訪問して口八丁で契約を促します。

粗悪品を高額で売りつける

通常であれば、商店街の畳屋さんではない業者からの売り込みなので怪しいと思うところですが、今は昔ながらの畳屋さんはどんどん店をたたんでおり、反対に「新興企業です」と名乗られてしまえばそうなのかなと思ってしまいます。
また、そうした詐欺企業は畳住宅を買い換えない高齢者の心理にもつけこんでいるので、新しい畳にすることで住宅環境がよくなるものと非常にうまく話を進めていきます。
ですが、そうした悪徳企業で販売される畳というのは大抵の場合中国産の粗悪品で、見た目こそ一見きれいそうに見えますが、少し使っているとすぐに色が黄色く変色をしてきたり、端からバラバラとほどけてきたりします。
畳は素人が見ても良い品であるかどうかはわかりづらいので、粗悪品とわかったときには既にその業者はいなくなってしまっていたというわけです。

すぐに契約しないこと

その他の訪問販売の手口と同じくそのような畳詐欺業者も、やたらと「今だけ」「この期間だから安くできる」といった煽り文句を言って、契約を急がせてきます。
特に危険なのは契約当日にすぐお金を集めたがるような場合で、納品時にも敷いた畳の微調整など行うようなことが言われません。
そもそもそのような詐欺的手口をする畳屋というのは、畳に対しての知識がまるでないので、「畳製作技能士」といった製作に携わる人の資格などの内容を理解していません。
畳詐欺にひっかからないためには、まずは激安なと怪しい文句でチラシを配布する企業に連絡するようなことは避け、もし訪問を受けてもできるだけ専門的な知識におよぶような話をしてみてください。
最も簡単な見分け方は、チラシに書いてある「今だけ」といった文句がきちんと期間が区切って提示されているかどうかを見ることです。