おいしい話には警戒しよう

「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」という歌を詠んだのは石川五右衛門でしたが、それから幾世紀も過ぎた現代においても、悪人・泥棒はなくなる気配もありません。
もっとも最近は石川五右衛門のような盗賊スタイルの盗人よりも、口八丁の詐欺的手口で相手の財物を盗み取るタイプの盗人の方が圧倒的多数になっています。
最近の手口は年々ますます巧妙化してきており、ちょっと見ただけや話をしただけで、その人が詐欺師なのかどうかを判断することはできません。
出会う人全てを疑うというわけではありませんが、特においしい話を持ちかけ甘い言葉をかけてくる人たちには、最初から警戒心をもって対応をする方がよさそうです。

参考:全国の消費生活センター等(国民生活センターHP)

巧妙な詐欺が増えている

ここ数年内で最も有名になった詐欺行為・悪徳商法と言えばやはり「オレオレ詐欺」に代表される「振込み詐欺」と言われる一連の行為です。
それらは呆れるほどパリエーション豊かにターゲットとする人に対して言葉巧みに話を持ちかけ、銀行や郵便局へ誘導し口座の番号を聞き出します。
大々的に周知徹底をさせているにも関わらず、被害がゼロにはなっていないところが、おおもととして行なっている悪徳団体の巧妙さを物語っているようです。

親切そうに見えても油断は禁物

詐欺で注意が必要なのは、個人だけでなく会社ぐるみや組織ぐるみでも行なってくることがあるということです。
一見親切そうに見える業者や団体であっても、実は請求金額を不正に上まししていたり、納品などのあとに何らかのトラブルが起きても対応してくれないということもあるからです。
ひどい場合には、多額の金銭の支払が済んだ瞬間から連絡が取れなくなってしまい、会社組織そのものがどこかに消えてしまうようなこともあります。

悪徳業者から見を回るために最も効果的なのは、何と言っても正しい知識を消費者たる私達一人ひとりが持つようにすることです。
特に業者からの詐欺行為については、例えば業務上必要な資格があることなど、最低限の知識があるだけでもかなり防御には効果があります。
また、どんな詐欺であってもある程度のパターンというものは存在しているので、消費者センターなどからの広報資料にまめに目を通しておくのも良い方法です。
全国の消費生活センターや、悪徳商法と戦う民間の司法書士連盟などは、定期的に最近報告された詐欺商法についてペーパーやメールマガジンを配布しています。チェックをして定期購読などをしてみてください。